EM・ONEのUSBポートにつっこんだもの そのさん
EM・ONEは普段のわたしの生活範囲内では十分つながってくれるのですが、あちこち出張する際につながらなくなってしまいます。無線LANがつながるところならまだいいんですが、それも限られています。ということで、最近は結構つながるようになったWillcomのアドエスをモデムにしてみます。
miniA-miniBのUSBケーブルを用意し、miniAをEM・ONEのUSBポートに、miniBをアドエスのポートに接続します。アドエスは事前にモデムモードにしておきます。設定→システム→接続→USB接続で、「モデムとして使用する」を選びます。USBSelectがインストールされていればモデムとあActivesyncの変更は容易ですね。EM・ONEには事前に232usb.dllというドライバをいれておきます。Windowsフォルダにいれるか、232usb.dllを置いているフォルダにパスを通しておくかのいずれかとなります。
232usb.dllはあなたが落とした銀のペルソナというぞろよしさんのサイトで入手できます。このドライバはとても重宝していてsigmarion IIIのころから愛用しているものです。MIPS用もあるのでsigmarion IIでも利用できます。
Silver CE Persona
正しくEM・ONEとアドエスが接続されれば、EM・ONEがアドエスを認識します。その際にEM・ONEの画面がポップアップしてドライバ名を入力するよう求められます。232usb.dllと入力すれば、EM・ONEからアドエスをモデムとして使用できるようになります。次に接続設定をします。
設定→接続→新しいモデム接続の追加→接続名の入力
わたしは@niftyを使っているので@niftyWillcomとしました
→モデムの選択
標準はGlobe Trotter Module 3G+ Modemになっています。プルダウンメニューを開いてSHARP Windows Mobile USB Modem,cdcを選択します。232usb.dllでアドエスの認識に失敗しているとこの選択肢が現れません。
→次へ
ダイアルする番号を入力します。
0570570710##64
※@niftyの場合です。prinやその他のプロバイダを利用する場合は番号が異なります。
→次へ
ユーザ名、パスワードを入力します。ドメインには入力しません。
必要に応じて詳細設定のボタンを押して、DNSサーバの指定などをして完了です。
EM・ONEの無線設定でHSDPAをオフにして、ネットに接続してみました。アドエスが無事ダイアルアップをはじめ、EM・ONEでメールの送受信できることを確認しました。
近いうちに逆のパターン(EM・ONEをアドエスのモデムとして使う)も試したみたいと思います。
ちなみに、USBホストアダプタと専用ケーブルを使ってFOMAやSBMの3G端末も232usb.dllで認識するのでモデムとして利用できると思います。パケット代がかさむので試せていないのですけどね。