名古屋の食べ物

○ういろう
 子供の頃、変な羊羹だと思っていました。なんだこりゃって。愛知に移り住んで、身近に接しているうちに慣れてしまったように思います。東京で暮らすようになってからは縁遠くなっちゃいました。名古屋出張時のお土産には青柳でも大須でもなく、とらやのものを買って帰るようにしています。

みそか
 (愛知のあたりじゃ)そこら辺の喫茶店でも食べられるんですよって説明してたら、そんな喫茶店には入りたくないなぁとつぶやかれたことあり。

味噌煮込み
 名古屋の地元の方が好む味と、観光客が食するものとは全く異なるように思います。大概の人は、辛すぎるというのではないでしょうか。
 そういえば、大垣の友人が東京で、「味噌煮込み」を頼んだら「そばにしますか? うどんにしますか?」と尋ねられて激怒していたことを思い出しちゃいました。味噌煮込みってのはうどん以外にありえないわけなんですよね。彼(ら)にとっては。

○ひつまぶし
 一杯目はそのまま、二杯目は薬味を入れて、三杯目にはだし汁でお茶漬けにするってやつですね。
 告白しますと、愛知にすんでいた頃には食べたことがありませんでした。というより存在を知りませんでした。「おひつ」で出す「まむし(うなぎ)」料理であるということに気がつくのに、だいぶ時間を食ったことは内緒です。よけいなこといわなくてよかった。

手羽
 親分と名古屋に出張に来ているときに、教えたら癖になっちゃって。「名古屋のくいもんって変なのばっかりだと思ってたけど、これはうまいぞ」って。親分、ビール呑みすぎ。

てんむす
 名古屋駅周辺で帰りに買っていけるとこっとないですかね。

 ささ、お仕事に戻らなくちゃ。